私のコールセンター体験談 後編

前回に続き、私のコールセンター体験談です。今回は、チームプレーに関するエピソードを紹介します。

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私のコールセンター体験談 前編

個人プレーだけどチームプレー

当時、私は発信系コールセンターで働いていました。毎日何時間と電話をかけ続けるわけです。

精神的にきつくなる場合があります。成果を出せないときです。ノルマを課せられていたわけではないですが、結果につながらないとモチベーションが下がってしまうのです。

ある日のことです。1件も契約が取れずに「もうダメだ」と落ち込んでいました。すると、その姿を見かねた隣席の同僚が声をかけてくれたんです。

「まだ終わってないよ。諦めずにやったら、最後に契約取れるかもよ?最初に取った1件も最後に取った1件も同じなんだから」

「安西先生かよ(笑)」と冗談交じりで返しながらも、「確かにそうだな。諦めずにやってみるか」と気持ちを切り替えて、元気よく電話をかけ続けました。

その結果、契約が取れたのです。それを見た隣席の同僚はもちろん、社内のあちこちから「お~~やったね!」「よく頑張った」などと、声をかけてくれたのです。

気付いたこと

私はそれまで、ずっと一人きりで仕事をしていると思っていました。しかし、周りから励まされ、みんなで喜びをわかち合った瞬間、「すごくいい仕事だ。最高のチームプレー」と感動したんです。

一緒に働く仲間に恵まれ、切磋琢磨できた。このことが、コールセンターで働いて良かったと思える大きな要因です。

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