つらさを感じる瞬間

電話営業は、ほとんどの場合断られます。そして、「断られる」行為を受けると自分が否定されたような思いになって、多かれ少なかれメンタルにダメージが加わります。それでいて、時には一方的に暴言や罵声を浴びせられることも…。

次第に「つらい」と感じるようになり、苦手意識を抱いてしまうわけです。過度なストレスは、仕事のパフォーマンスにも影響します。

とは言え、電話から逃れることはできませんよね。

もう一人の自分に電話してもらおう

ぜひ試していただきたいのが、電話のときに別人格をつくりあげることです。すごく難しいことを言っているかもしれませんが、そのぶん効果は期待できます。

電話対応の際、別人格を演じるメリットは何か。たとえ相手に冷たくされたり、怒られたりしても、傷つかないことです。なぜなら、そのとき別人格でいるため、矢面に立っているのは自分であって自分ではない。したがって、そもそも「つらさ」や「苦手意識」を感じる必要がないのです。

トップオペレーターになりきる

仕事は、自分の心の持ちよう次第でガラリと変わります。今回、紹介した「別人格のススメ」は、そこに着目した対策です。

いっそ、トップオペレーターになったつもりで電話に臨んでみてください。きっと自信をもって対応できるはず。いつもよりもハキハキと話せている自分に気づけるかもしれません。

気持ちで負けず、できる範囲で頑張っていきましょう。