電話営業のスキルを伸ばしたいあなたへVOL.3 ~声=表情~
本記事は、電話営業において大切なことや気をつけること、実際に使える話し方のテクニックを紹介していくシリーズ、「電話営業のスキルを伸ばしたいあなたへ」のVOL.3です。
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今回は、電話における表情について触れていきます。
対面でのコミュニケーションならいざ知らず、電話でのコミュニケーションは声がすべて。表情は見えないから気にしなくていい。そんなふうに考えていませんか?そこには、思わぬ危険があります。
「声」で表情は伝わる
電話では相手の表情は見えませんが、それは物理的な話です。誰もが会話する「声」から相手の表情をイメージしています。
商品提案の場面を例にします。あなたは提案者として、商品を一生懸命に勧めました。顧客から声高に「良いですね」と言われたら、どんな表情をしていると想像しますか?
この場合、声のトーンやボリューム、「良い」という言葉から明るくポジティブな印象を受けるわけですから、笑顔をイメージすると思います。怒った表情は、受けた印象と違いますからね。
このように、多くの人は電話においても声から相手の表情を読み取ろうとするわけです。
表情が見えないからと油断してはいけない
状況に適した表情をイメージさせない限り、悪い印象を与えかねません。
「無表情でお祝いの言葉を伝えられた」
「笑顔でミスを謝罪された」
どう思いますか。「本当に思ってないな」「なんだその態度は」などと、悪い印象を抱きますよね。
電話も同様です。声一つで印象が左右します。常に自分の声が表情となって伝わっていることを念頭に置いてください。
では、どういう点を意識して取り組めばいいのか。それについては16日の記事にて紹介していきます。ぜひお楽しみに。