実録!スタッフフォローにまつわる熱き人間ドラマVII
派遣スタッフさんのフォローは、スタッフファーストがもっとも力を入れている部分です。
本シリーズでは、そんなスタッフフォローにまつわる実話や社員のこだわりを紹介していきます。
スタッフさんから寄せられる悩みに対して、いかに寄り添い、離職を防いできたのか。スタッフファースト社員側の視点でお送りします。
今回も、豊富なキャリアを通じて、多くのスタッフさんと接してきたある社員から話を聞けました。後編です。
ある50代男性スタッフの話
コールセンターと一口に言っても、それぞれセンターによってルールが違います。
「今までのコールセンターではできたのに、どうしてここではできない」。
複数のセンターを経験してきたスタッフさんから、この手の相談をいただくこともあります。先日も、ある50代男性スタッフからご相談を受けました。
「就業時間に関する考え方が、前とは違う」
「普通、オペレーターが自分ひとりで対応できないとき、手を上げたら管理者が来てくれる。だけど、ここではオペレーターが自ら席を立ち、管理者のデスクに行かないといけない」
「研修のときに確認したことが、実際の業務が始まるとNGと言われた」
「ここのSVは、やけに厳しい」
かなりの不満がたまっていたようでした。そのせいで、契約更新を躊躇している状況だったのです。
でも、「絶対に味方でいます」という僕の言葉を聞いてくれて、最終的には契約更新を決めてくださいました。それからは持ち直し、1日もシフトを空けていません。
僕の言葉は、そのスタッフさんに届きました。ありがたいことに、僕のことを信頼してくださっていたのです。
そのスタッフさんとどうして信頼関係を築けたか。
初日の入れ込みから、手厚く対応していたのが大きいですね。レスポンスの早さを意識していきました。そして20代の僕が、親子ほど年が離れたスタッフさんに対して、子どもっぽく甘えていく。そのコミュニケーションの取り方が、うまくいったのかなと思っています。